東大をはじめとする超難関大学の入試では、数学が合否を大きく左右します。数学は他の教科よりも「ある一線を超える」ことが難しく、またハイレベルな受験生であっても、問題によって出来・不出来のバラツキが大きくなるからです。そこでこのブログでは、これら難関大の入試問題をできるだけ細かく解くことで、超えられない「ある一線」がどこにあるのか(恐らく人それぞれ違うと思います)、その目安として読んで頂ければと思います。

2008年8月14日木曜日

数学力のステップアップ法ですが、自分の場合は「長時間考える」ということでした。良質の難問を30分~1時間、もしくはそれ以上考えた上で解答を見るようにします。その場合も、「考えてもよく分からないからもう見ちゃえ」という感じではなく、「思いつくこと全て試して何となく糸口が見える気がするけど、これ以上どうにもならん」というところまで考え抜いた上で見ることがポイントです。ここまで追い込んでから見ると、解答に対する理解度や、自分に不足していたところがよく分かるようになってきます。

この「良質の難問」ですが、各大学の入試問題集が非常に役立ちます。こう言う表現は失礼ですが、大学の入試問題の難易度は、偏差値にほぼ比例しているように感じました。そこ で、滑り止め(失礼!)大学から順に試しに入試問題を解いていき、現在の自分のレベルに最適な大学の問題をターゲットに据えて、順にステップアップを図る、という手は非常にいいと思います。

私が最終的にやりこんだのは「大学への数学」という雑誌に毎月4~6問載っている「学力コンテスト」でした。高々4問ですが、それを1ヶ月近く(つまり1問平均1週間)かけて解く、ということを約1年間続けたことでかなりステップアップしました。何より、超難問を解いた・取り組んだということが受験本番での自信につながったように思います。

勿論、本番の入試は解答時間が有限なので要注意(笑)。
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